こんにちは。実家で柿を作っているけいこと申します。
今日は干し柿の上手な選び方・買うときのコツから作り方までお伝えしようと思います。
秋の季節が深まってきました。
この時期は干し柿が食べたくなりますね。
でも、干し柿って高いですよね。
1箱3000円以上はしますよね。
どうしてこんなに高いのでしょうか。
今回は実家で干し柿を作っているので干し柿が出来るまでの手順を探ってみました。
干し柿の上手な選び方・買うときのコツから作り方まで教えます
干し柿を買うときにはどこをみたら良いの?
干し柿を買おうと思って選ぶときに見てもらいたいのが
白い粉(「コ」と言います)が、どのくらい付いているかに注目してみてください。
「コ」が沢山乗っていればいるほど、その干し柿は甘くなります。
なぜならば、白い粉は自然についた砂糖だからです。
干し柿はどうして甘いのかは自然の砂糖がどのくらいのっているかによって変わります。
それから色もみてみてください。
色がどす黒い色よりも、少し薄い色のほうが甘みがまして美味しい
ですよ。
どす黒い色も美味しいですが
完熟しすぎて
少し舌に味が残るような感じになります。
自分の目でよくみて形だけではなくて、そういったところにも注目してみてください。
干し柿ができるまでの過程
ここでは干し柿ができるまでの過程をご紹介しています。
本当は動画に取ったほうがわかりやすいと思うのですが(><);文章だけでごめんなさい。
1,柿の木から専用の長い棒を使ってとります。
柿の木に柿がなったら
柿の木から柿を取る作業を行います。
柿の木は人の手が届かないところになっていますが
柿の木から柿を取る方法は専用の長い棒を使います。
2,とった柿の皮むきをします。
柿の木から柿を採ったら一つ一つ柿の皮むきをします。
この時に使うのはキッチンでよく使うピーラーです。
ピーラーで柿の皮を向いていきます。
りんごやナシを向くときのイメージでピーラーで向いていきます。
この時に気をつけることは柿を干すときに枝を使うので切らないでおくことです。
3,柿を紐でつるします。
柿をむき終えたら2つずつヒモでヤジロベエのように吊るすようにします。
紐がほどけないように柿に付いている枝の部分に巻いてつるします。
4,硫黄で消毒をします。焼酎でもOK。天然の消毒です。
消毒をする理由は、
その方が干し柿になりやすくなるからと
色々な虫を寄せ付けないようにするためです。
専用の硫黄が手元にない場合は
焼酎などでも代用できます。
自然の消毒をするようにします。
5,消毒し終えた柿をつるします。
吊るすのは洗濯物を干すような
干し竿に紐をかけていくイメージです。
1つの紐に対して2つの柿が吊るさっているのでそれをどんどん干していきます。
(やり方が違う方法もあるかもしれませんがスタンダードな方法をご紹介しています。)
ずっと空気に触れて干していると白い粉が柿にのってきます。
触ってみて水分がだいぶ減ってやわらかく、白い粉がのってきたら食べごろです。
まとめ
干し柿が出来るまでかなりの時間や労力を費やしていることがおわかりいただけたかと思います。
どうしてあんなに高いのかそれは一つ一つ手作業で行っているからなんですよね。
これらの行程の時間はおおよそ柿を採るのに1日がかり
柿を向くのに1日がかりなど量によっても大差が出てきます。
気持ちのこもった食べ物ですから
大事に粗末にせずいただくようにしてください。
そうするときっと作った方も喜ぶでしょうし干し柿も嬉しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m
こんな記事もおすすめです。