こんにちは。ぶどう農家の家に生まれたけいこです。
今日はスーパーやコストコなどで買ったぶどうにカビがあってぶどうのカビを食べてしまった時にお伝えしたいことを書きますね。
そもそもぶどうのカビを見たことがない場合はカビかどうかもわからないと思いますのでぶどうのカビがどのようなものかもお伝えします。
ぶどうのカビを食べてしまった!大丈夫なの?
- ぶどうのカビだとわからずに食べてしまった!というあなたへ
- 本当にそれがカビであったのであれば良い味がしないです。
- まずは口をすすいでください。
- 私も収穫の時に間違えて食べてしまったことがあります。心配であればかかりつけ医に相談してください。
そもそもぶどうのカビなのかわからない…というあなたに見分け方をご紹介しますね。
ぶどうのカビの種類で緑色は大丈夫?
- ぶどうのカビの種類で緑色のものについてですがトンプソンやネオマスカットなどの緑色のぶどうの場合は腐敗が進んでいるので食べないことが望ましいです。
- 緑色のぶどうに緑色の腐ったようなものがある場合は美味しくありません。
ぶどうのカビの種類で黒いのは大丈夫?
- ぶどうのカビの種類で黒い色がある場合は場所によって大丈夫か変わります。
- その年の天候によりぶどうを作る過程で「ベト病(べとびょう)」や「黒とう病」と言う病気になってしまうことがあります。
- 黒いテンテンがつくのはぶどうが弱っている証拠です。
ぶどうのカビの種類で白いのは大丈夫?表面が白いのは?
- ぶどうのカビの種類で白い色の場合、クモの巣のようにふわふわしているときは食べないでください。白いカビを洗って綺麗にしてから食べてください。
- クモの巣のようにふわふわしていなくて表面の皮についている白っぽいものは、カビではなく新鮮な証拠です。(ブルームと言います)
ぶどうのカビがどこについているのか、表面だけではない場合もあるので対策方法をご紹介します。
ぶどうのカビが「ヘタ」についている時の対策
- ヘタとは:ぶどうの「実」と「茎(くき)」がくっついているところです。
- ぶどうのカビが「ヘタ」についている時には、よーく洗って食べる所をきれいにしてください。
- カビが残っていると食べられません。
ぶどうのカビが「皮」についている時の対策
ぶどうのカビが食べるところの皮についているときの対策ですが
- カビがすぐにとれそうか
- カビを洗ったらとれそうか
- カビがとれそうにないか
で判断してください。
- 1や2の場合はカビを取りのぞいてカビがない時の状態にすれば食べられます。
- 3の場合はカビの部分を無理に食べないでください。
美味しくありません。
ぶどうのカビが「房」についている時の対策
房(ふさ)とは:ぶどうの実がついているところです。
ぶどうのカビが房についている時の対策は、たくさんついているときには皮についているときと同じように
- カビがすぐにとれそうか
- カビを洗ったらとれそうか
- カビがとれそうにないか
で判断してください。そして
- 房がスカスカな状態
- 房から変なにおいがする
- 房がベッタリとなっている
場合は食べないでください。
すっぱい味がして美味しくありません。
ぶどうのカビが「茎枝」についている時の対策
- ぶどうのカビが茎・枝についている時の対策ですが、
- 茎・枝についていても粒についていないようであれば食べられます。
- 良く洗ってください。
- 洗っても取れない場合は食べないでください。
カビがついたぶどうを洗う方法
普通の状態のぶどうを洗う方法はボールに水をたっぷり入れて優しく洗います。
- カビがついたぶどうはいつもよりも重点的にカビを取り除くように洗ってください。
- カビを広げないように、カビがついているところを取り除いてから洗うと良いです。
ぶどうにカビがはえない保存対策は冷蔵庫や常温で
- 冷蔵庫に入れていてもぶどうにカビが出来ることがあります。
- 常温でもぶどうにカビが出来ることがあります。
保存対策としては
- 冷蔵庫:房ごと新聞紙などでくるみ野菜室へ
- 冷蔵庫:一粒ずつとってフリーザーパック・密閉容器にいれる
- 冷凍庫:一粒ずつとって容器に入れる(弁当に入れる場合に良いです)
- 常温:直射日光を避けて涼しいところで保存
保存期間の目安
- 房のまま保存:3、4日
- 粒で保存:6、7日
種類によっても様々なので一概には言えません。
ぶどうのカビを食べてしまったときの対策 まとめ
いろいろなブログにぶどうのカビについて書かれていましたが
私は実際に実家でぶどうを作っていてカビを間近で見てきているので
食べてしまった!思っても慌てずに対応していただければと思いまとめてみました。
ただし腹痛が起こるなどという重たいことになると困るので
心配であればかかりつけ医にご相談くださいね(><)。
緑色・黒色・白色などのカビの色がありヘタ・皮・房・茎枝など、カビがある場所によって対策が変わってきます。
ぶどうを美味しく召し上がれるように参考になればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました、
いつもぶどうを召し上がってくださりありがとうございます。感謝いたします。