こんにちは。ブドウ農家に生まれたけいこと申します。
シャインマスカットを保存する温度って何度なんだろう?
と気になったあなた様へ、シャインマスカットを保存する温度は
- 「常温」
- 「冷蔵」
- 「冷凍」で変わってきます。
wikipediaによると、
- 常温は「15~25℃」としてみなすことができる
- 冷蔵はJAS法では、「10℃以下」での保存
- 冷凍は「マイナス15℃以下」
とのことなのでそれぞれ保存の方法により温度が変わることがわかります。
たとえばですが、
などでシャインマスカットの保存の温度を考えるといいかなと思います。
保存方法はこちらにも書きましたので参考になさってください。
なお、農研機構によると、
マスカットの香りは「10℃」で貯蔵し続けた場合に最も維持されやすい
参考文献:https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/fruit/060179.htmlより
とのことでした。
新鮮なうちに召し上がっていただくのが一番いいですが、
これらをふまえてシャインマスカットの保存の温度を考えてみるとよさそうですね。
【シャインマスカットを保存する温度は何度?】ぶどう農家生まれが考えてみた!
①常温(15~25℃)の場合
すぐ(2~3日)に召し上がるときは「常温」保存でも大丈夫です。
よく「常温で保存」と書かれていますが
「常温」って何℃なんじゃ?
と思ったことはありませんか?
wikipediaによると
- 常温は「15~25℃」としてみなすことができる
- 日本工業規格では「常温」を20℃±15℃(5~35℃)の範囲として規定
とありました。
シャインマスカットは温度と湿度が高くなると水分が抜けたりといたみやすくなるので
常温の15~25℃で保存する場合は早目に召し上がってください。
常温での保存方法はこちらにも書いてあります。
- 温度や湿度が高くない薄暗いところで保存してください。
②冷蔵(10℃以下)の場合
5~7にち日持ちさせたい場合は冷蔵庫の野菜室へ。
シャインマスカットの保存温度について
「冷蔵」の場合、
wikipediaによると、
- 「冷蔵」はJAS法では「10℃以下」での保存
ということになっていました。
「JAS法」とは「日本農林規格等に関する法律」で
農林物資の品質表示などが定められています。
マスカットの香りは10℃の時が一番保ちやすいという統計も出ているようなので
冷蔵するという方法はぶどうにとっても優しいかなと思います。
冷蔵での保存方法は
- 洗わずに(新鮮さを保ち傷めないため)
- 房ごと または
- 1粒1粒切って
表面の新鮮さを保ちながら保存しましょう。
↓こちらも参考になさってください。
③冷凍(ー15℃以下)の場合
7日以上保存したい場合は冷凍するのもいいかもしれません。
シャインマスカットの保存温度について
「冷凍」の場合、
wikipediaによると
- 「冷凍」は「マイナス15℃以下」での保存
ということになっていました。
冷たく凍らせてもとてもおいしいですよ。
↓ツイッターからの情報です。
冷凍ぶどうにします。
種なしで皮ごと食べられるぶどうならOK。シャーベットの様にシャリシャリして美味しいですよ。
シャインマスカットで作りたいけど、お高くって手が出せないので、お安いアメリカ産のグリーンシードレスという品種です。 pic.twitter.com/ritkPyy2R4— Blue☆One (@1_sol_luna) October 3, 2020
シャインマスカット 保存の温度「10℃」でマスカットの香りが保たれる
シャインマスカットは保存温度が10℃の時にマスカットの香りが継続するということが報告されています。(2015年の農研機構の記事から引用です:https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/fruit/060179.htmlより)
ということは、より新鮮なシャインマスカットを保存するには10℃が適しているのかもしれませんね。
いずれにせよシャインマスカットをおいしく召し上がるには鮮度が大切なので
お早目に召し上がるのが大事だと思います。
シャインマスカット 保存の温度についてまとめ
今日はシャインマスカットの保存の温度は何度なんだろう?ということをまとめてみました。
保存方法は常温・冷蔵・冷凍とありますのでそれぞれの温度を考えてみるとよさそうです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
こんな記事もおすすめです。