【遺産相続兄弟もめる体験談】分配・割合・トラブルや争い・後悔のないように

体験談

こんにちは。けいこです。

先日、祖父の命日でお墓参りに行きました。

今日は私の親が遺産相続で実際に被害にあった、兄弟がもめた体験談を書きます。

兄弟がいるあなたに、私の親のようになってほしくないので遺産相続の分配の割合を含めて記事にします。

遺産相続兄弟の分配割合はどんな感じ?

遺産相続の分配割合についてざっと書いておきます。

  • 配偶者だけ・子供だけ・親だけ・兄弟姉妹だけの場合→100%
  • 子供・親・兄弟姉妹が複数いる場合→100%を人数で割る
  • 子供2人→50%50%ずつ
  • 配偶者と子供1人が相続人→配偶者50%子供50%
  • 配偶者と子供複数が相続人→配偶者50%・子供50%を人数で割る
  • 配偶者と親が相続人→配偶者3分の2・親3分の1
  • 配偶者と兄弟姉妹1人が相続人→配偶者4分の3・兄弟姉妹4分の1
  • 配偶者と兄弟姉妹3人が相続人→配偶者4分の3・兄弟姉妹12分の1×3人
  • (兄弟姉妹が3人いる場合:1人分は4分の1×3分の1=12分の1)

この分配割合の基本を押さえたうえで私の親に起こった遺産相続に関する体験談を書きます。

遺産相続兄弟でもめる体験談

私の母は遠方に嫁ぎました。

兄弟は弟2人がいてそれぞれ家庭を持っています。

母の実家は2番目の弟家族と祖父母が住んでいる二世帯住宅でした。

 

3年前に祖父がなくなります。

一通り供養が終わってから弟の奥さんから連絡があり親戚が集まりました。

私が聞いた話によると、遠方ということもあり1日だけ集まったようなのですが

弟の奥さんが自分の都合の良いように淡々と書類を見せて判子を押すように言われたそうです。

 

判子を押した書類は遺産相続に関する書類の手続きだったようです。

 

しかし判子を押したあとよくよく考えてみると納得が行かない金額があったようでして…

 

掘り下げて調べてみたところ、やはり弟の奥さんに口でいいように言われ本当はもらえる遺産がもらえないように仕組まれていたそうです。

 

 

私の親の場合、遺産相続兄弟の分配割合の基本に当てはめると

  • 配偶者と兄弟姉妹3人が相続人→配偶者4分の3・兄弟姉妹12分の1×3人
  • (兄弟姉妹が3人いる場合:1人分は4分の1×3分の1=12分の1)

という分配割合に当てはまります。

しかしその通りに行われず隠ぺいをされたということでした。

 

これに激怒した私の両親は裁判沙汰になるほど色々なことを突き詰めて証拠を集めてという作業を約2年間位行っていました。

 

 

裁判をするためには母の実家近くの裁判所に行く必要がありました。

嫁ぎ先が遠方ということもありその都度裁判所に行くのも自己負担だったために歳をとってきてからの移動は大変だったようです。

私は両親が夜中に出発して遠方まで何回も行っていたことを知ったのですが両親の年齢を考えると大変だったろうなと感じました。

 

母の弟側についている弁護士が地元だということもあり

強くて何度か泣き寝入りをしたようです…

ありもしない事実を淡々と述べられたようでした。

 

しかし、やはり嘘はついたままではいけませんし

やってはいけないことは真実を言わなければならないので

私の両親はどうしたら本当のことが伝えられるのか、隠された証拠がわかるようになるのかについて必死に資料を作成していました。

 

 

本当は弟の奥さんが素直に過ちを認めて素直に母に謝ればそれで一件落着だったのですが

弟の奥さんはそれができずに一点張りだったそうなのでこのような事態になったようです。

 

弟側は天国へ行った祖父の面倒を見てきているので、

「こちらが有利になって当たり前だ」と言う気持ちになるのもわからないわけではないです。

 

しかしお金に関することである以上法律があるのでそれをもとに考えなければなりません。

遺産相続で兄弟ともめた時は弁護士を介してのやりとり

最終的に弟側の弁護士から届いた封書には、何十人もの弁護士の名前が連なって書かれていました。

 

弟側の弁護士は弟の奥さんをかばう立場ですから

なにがなんでもかばおうとする根拠を作って文章にして持ってきます。

しかし母が全く言ったことがないようなことまでを文章で書かれていたこともあり、

母はその都度精神的におかしくなってしまい辛そうでした。

 

遠方から届く弁護士からの手紙はまるで言葉のいじめを受けているような感じの屈辱を感じました。

これが是が非でも弁護するという仕事なのかと思うほどでした…

 

第三者の私から見ても、あの2年間は私の両親の体調を崩すくらい深刻な日々を送っていたように思います。

 

母は実父をなくしてそれだけでも辛い思いをしているのに

さらにやりもしないことをかかれた文章を送られてきてどれだけのダメージを受けたかと思うと計り知れません。

あの頃の実家は物凄く悲惨な状態になっていました。

 

その位お金というものは人をこじらせるものなのだという事を痛感しました

トラブルや争い・後悔せず遺産相続で兄弟がもめないように

 

わたしは実家を離れていて両親と毎日顔を合わせていたわけではなかったのですが

実家に帰れば遺産相続の話が出て来ることがしょっちゅうだったので

ドラマのようなことが本当に起こるんだ!

という気持ちで第三者の立場としていろいろな考えが浮かびました。

 

母は弟の奥さんの嘘に対して怒っていたということ

その嘘に対して平然として謝る気もしない態度に腹をたてていたこと

というのがわかりました。

 

今まで良くしてきた仲だったのにこんなことになってしまうなんて

人間をこじらせるのは最終的にはお金問題なんだなという事を感じました。

 

 

それ以降3回忌等の供養もあったのですが

両親から電話をしても通じず、母の実家に行っても居留守を使われたりと

昔のような関係には修復できないのかなと言うくらいこじれた感がありました。

【遺産相続兄弟もめる体験談】分配・割合・トラブルや争い・後悔のないように まとめ

つい先日祖父の命日だったので家族みんなでお墓参りにいきました。

しかし母の実家へ行っても居留守を使われるために行くことができず

お墓参りのみ済ませて帰宅しました。

 

これらのことを天国から見ている祖父はどのように感じているのか、

あまりいい気持ちはしないだろうなと思います。

 

もしあなたに兄弟がいるのであれば

遺産相続について両親が話ができるうちに考えておく必要があると思います。

できれば文章で決めておくことが大事でしょう。

 

私の母のようにならないためにも軽く考えていてはいけないことだと思います。

人間には欲がありますし、いくら良い人だと思っていても金のこととなると変わる人だっています。

口約束だけでは絶対にいけませんし親類関係にヒビが入るのも嫌だと思います。

こうならないためにもいざというときのことを考える必要があるでしょう。

 

本当はこんなことあってほしくないのですが

今この文章を読んでくださっているあなたが同じようにもめないためにもと思い書かせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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