言われて嬉しい言葉・仕事や職場での体験談(女性編)3選
今日は、アンケートをとって嬉しいと感じた言葉3つをご紹介します。
言われて嬉しい言葉・仕事や職場での体験談(女性編)3選
・「例えあなたに非があったとしても、私はいつでもあなたの味方です」
上司から・さおりさん(仮名)
私は有名な某ホテルでホテルマンとして働いていました。
煌びやかで華のある職場だったのですが、人手不足と経営難で、職場環境が悪く、私自身とても疲れていました。そこにサービス残業と繁忙期が重なり、ミスをしたり他のスタッフに優しくなれずにいた時に信頼している上司から言われた言葉です。
その上司は、私が新入社員の頃からホテルのことを一から教えてくれて育ててくれた方で、ホテルマンの鑑と呼べるようなみんなの憧れの方でした。
私にとって、頭を殴られるほどの衝撃的な言葉でした。
その上司はしっかりとわたしを見ていてくれる、頑張っていることを認めてくれていると思うと、過労で折れそうだった心が少し軽くなりました。
また、もし失敗してもその上司が支えてくれると思うと、どんどん挑戦することもできました。
味方がいるというだけで心強く、余裕も生まれ、他のスタッフを思いやれる心のゆとりも持てました。
もちろんその言葉だけではなく、仕事のフォローもしっかりしてもらえ、助けてくれた上司がいたからこそ、あの言葉が私の励みとなったように思います。
もし私に部下が出来たなら、頑張っている部下に、悩んでいる部下に、同じ言葉をかけてあげたいと思いました。
人は10人10色と言われるように、それぞれ考え方が違います。
もしかしたら、その部下には響かない言葉なのかも知れません。
ですが、だったとしても私は上司のこの言葉を選ぶのだと思います。
言葉を巧みに使って、わたしのやる気を引き出し、信頼を得た上司には感服させられます。
きちんとコミュニケーションをとって、相手を分かろうとする力はとても大切です。
私を育ててくれた上司がいたように、私も心から部下を信頼したいと思います。
信頼とは1日でできるものではありません。
しかし、長く一緒にいても築けるものでもありません。
特に上司と部下の間には、仕事をする上で大切な上下関係があるので、いったん溝が出来れば埋めることは難しいものです。
言葉とは相手を励ますことも陥れることもできる二面性をもった生き物のようだと私は思います。
素敵な言葉をくださった上司に感謝して、言葉との付き合い方を考えながら人と付き合っていきたいと感じます。
「あなたはスーパーエンターテイナー」と言われて嬉しかったです。
当時の恋人から・ゆたかさん(仮名)
入社して初めての昇進が思うようにいかず、うつ状態になっていた時に当時付き合っていた彼からその言葉をいただきました。
私はSEのお仕事をしています。
自分が決めた道ではなく親から勧められた道だったこともあり、不満を抱えながらも毎日一生懸命お仕事をしていたのですが、昇進が思い通りにいかなかった時に全てのやる気を無くしてしまいました。
その時に、当時お付き合いしていた恋人が落ち込んでいる私を見て「あなたは、システムエンジニアではなくスーパーエンターテイナーだ」と言ってくれました。
その言葉を聞いた時に、システムエンジニアという枠に縛られた働き方や生き方をしなくても、私は私でいいのだと思うことができました。
私は外見も個性的で、内面も発言する言葉が他人と少しずれていたり、空気を読むことが苦手であったりします。
会社に所属していると、そういう部分を上司や先輩に指摘されることがあります。
私はそのたびに、自分を変えようと何度も苦しんできました。
しかし、彼の言葉をきっかけに、自分を変えようとしていたことを止めました。
ありのままの自分を殺して、自身を会社の理想に近づけても、受け入れてもらえなかったのなら、それ以上努力する必要はないと思ったからです。
また彼の言葉から、我が強い性格も長所として捉えれば良いのだと思いました。
私の何をしでかすか分からない行動や発言も、マジカルボックスのようなものと思えば、そこを変える必要はないのかと思いました。
ありのままの私でお仕事ができていないところが問題な気がしました。
自分らしく居られる場所に移動したり、勇気を持ってありのままの私で会社に居続けようと思うように思考が変わってきました。
そのことに気づかせてくれた彼に、感謝しています。
もしも、彼からその言葉をもらっていなかったとしたならば、私はずっと自分を変えることを続けて楽しくない人生を送っていたと思います。
私が今まで言われて嬉しかった言葉は、当時お付き合いしてた彼に「あなたはスーパーエンターテイナーだ」と言われたことです。
彼のその言葉を聞いて、個性の強い自分を肯定することができ、ありのままの私でいようと思えるようになりました。
「国家試験に合格をして作業療法士になって、いつか一緒に働きましょう」
お世話になった作業療法士から・きみこさん
22歳の大学生のときのはなしです。
実習先のお世話になった作業療法士に言われました。
私は作業療法士になるための学校に行っていました。
作業療法士になるためには、学校を卒業して、国家試験に受かる必要があります。
実習の最終日にとてもお世話になった先生に言われた言葉です。
実習で自分の実力のなさをとても痛感しました。
作業療法士に自分がなっていいのか悩んでいました。
そのときに言われた言葉だったのでとても嬉しかったです。
私は、それを言われたときに嬉しくて泣いてしまいました。
自分に自信がなくて、このままではいけないと悩んでいました。
その作業療法士には悩み事をたくさん聞いてもらい、迷惑ばかりかけていました。
そのため、まさかその作業療法士からこの言葉を言われるとは思っていませんでした。
こんな私と一緒に働いてみたいと思ってくれたことが嬉しかったです。
とても元気づけられました。
この言葉を言われて、本当に作業療法士になりたい、ならなければいけないと強く思いました。
そして、その作業療法士に自分が作業療法士になってからもう一度逢いたいと思いました。
こんな言葉をかけてくれると思わなかったのでビックリもしました。
その作業療法士は私のことを本当によく見てくれていたのだと思いました。
いっぱい悩んでいたことも知っていたみたいです。
辛くて、逃げ出したいということも分かっていたのかもしれません。
あの時の私にとても勇気づける言葉をくれたと思います。
こんな作業療法士になりたいと思いました。
そのためにもしっかりと学校に戻ってから勉強を頑張ろうと思いました。
そして、国家試験に合格をして早くその作業療法士に連絡をしたいと思いました。
今後の学校生活にやる気が出ました。
今では作業療法士になり、働くことができています。
その作業療法士とは同じ職場で働いていないのですが、逢うことはできました。
お礼をたくさん言いました。
今でも笑顔で接してくれます。
そのたびに私はとても元気になることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は体験談として、こういう言葉を言われて嬉しかったという事を記事にしました。
あなたもきっと言われて嬉しかった言葉というのがあることと思います。
そういった言葉を書き留めておいて後で見直すと良いかもしれませんね。